近世を掘る – 地下からわかる取手宿 –

　取手市埋蔵文化財センターで４月20日（日）まで第54回企画展「近世を掘るー地下からわかる取手宿ー」が開催されている。

　　現在、取手市の中心となっている市街地は、近世の宿場として発展した歴史があり、その宿場跡は取手の郷土史にとって重要な遺跡である。今回の企画展では、平成24年・26年に茨城県教育財団による取手宿跡の発掘調査を中心に、市内で実施した近世の発掘調査成果の他、江戸時代以降の古文書や絵図から宿場の移り変わりを紹介している。

　また、「旧取手宿本陣染野家住宅」ガイド付き見学会、取手宿街道ツアーや歴史講座も開催されている。

第113号（2025年3月14日）

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